オールダム戦で人種差別野次の容疑で逮捕されたリバプール・ファンは無罪となる

1月6日にアンフィールドで行われたFAカップ戦で、オールダムの若手トム・アデイェミ(Tom Adeyemi)が、試合中にコップ・スタンドにいたリバプール・ファンが人種差別的野次を吐いたという疑いを報告し、その後20歳のリバプール・ファンが逮捕された事件の結末が出ました。マージーサイド警察とチェシャー警察との合同検察官にて慎重に行われた調査の結果、容疑者は無罪と判断されました。

◆事件の概要
同試合で79分に、アデイェミが明らかにコップ・スタンド方向に向かって怒りを表明しました。その内容はレフリーに報告され、レフリーから4thオフィシャルに伝わり、4thオフィシャルが警察に通告したものです。
リバプールFCがCCTVを提供するなどの協力を行い、容疑者は間もなく逮捕されました。

◆無罪判決の説明(概要)
リバプールFCから提供されたCCTVビデオを何度も見た。同ビデオは非常に精密な録画品質で、事実関係がよくわかるものだった。加えて、ミスター・アデイェミの証言も詳しく調べた。加えて、目撃者が多数協力してくれて、多くの証人の証言も聞くことが出来た。

それらの正確な証拠に基づき判断したもの。

容疑者は、野次を飛ばしたことは確かだが、人種差別的な内容のものではなかった。

ミスター・アデイェミは事件時点で、この容疑者の叫んだ言葉を聞き間違えたものと判断される。当時のメディアの報道や世論を考えると、ミスター・アデイェミが聞き間違えたことはいたしかたないものと考えられる。

◆事件直後の報道の誤りも暴露される
事件直後、多くのメディアは「スアレスのTシャツを着たリバプール・ファン2名がトム・アデイェミに対して人種差別的暴言を吐いた」と断言する報道を流しました。

しかし、この報道を裏付ける証拠はなかったことも確認されたようです。

◆メディアの憶測報道に基づくアンチ人種差別グループからの公式非難声明
同上のメディアの報道を受けて、それを真に受けたと思われる非難声明がアンチ人種差別グループのピアラ・パワーからでました。「我々は、リバプールに対して、そのオーナー、監督、主将、一同がファンに対して厳しく態度の是正を呼び掛けることを求める。何故なら、リバプール・ファンは、自分達の選手(スアレス)が犯した罪を支持するために、他のチームの選手達に対して人種差別的野次を浴びせることを決意しているように見えるから。プレミアリーグの25%の選手は黒人だ。これら選手達に対して、リバプール・ファンのそのような行動の被害が広がらないためにも、クラブは直ちに対処すべき」

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